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202102/25 Thu
開催報告「人と食と草原」
2021年2月24日(水)にEAT LABO BRのプレオープントークイベント「人と食と草原」を開催しました。
阿蘇の草原をフィールドに活動する生産者・加工者・宿泊事業者。
人の手によって繋がれてきた阿蘇の営みを次に繋げるためにはどうすれば良いのか。
私たちにできることは何なのか。食で何ができるのか。
それぞれの立場からお話してみました。
11:00〜 トーク
12:00〜 試食会
□あか牛と地元の加工品、野菜を使用「阿蘇の草原ワンプレート」
□あか牛を使ったテイクアウトメニュー
◎Speaker 01
あか牛農家
佐藤勝昭さん
南小国町あか牛販売会の代表を務め、生産者からの直売の仕組みづくりに奮闘。
◎Speaker 02
グレートハッピー百姓
工藤 健さん
産山村で循環型農業にチャレンジする有機農家。
◎Speaker 03
山水亭オーナーシェフ
井 龍次さん
産山村で人気の山水亭オーナー。
産山村観光協会会長。
阿蘇の草原をテーマにしたグリーンカレーを販売。
◎Speaker 04
EAT LABO BR 代表
漣 祐子
ふもと旅館こうの湯の若女将。
黒川で生まれ育ち、旅館と地域をもっと繋いで、お客様へ発信すべくEAT LABO BRをつくりました。
◎Facilitator
安部千尋
SMO未来づくり事業部部長
あか牛を使ったテイクアウトメニューの開発・試食会
ハーブ塩とレモンで食べるあか牛のお寿司
あか牛ローストビーフのちらし寿司
あか牛と舞茸のしぐれ煮ボウル
あか牛ローストビーフと有機野菜のサラダ
今回、座談会に参加してくれた産山ものづくり塾メンバーが商品を提供してくださり、南小国町の食材とコラボした「阿蘇の草原ワンプレート」を制作しました。
お話した内容
パネラー及び参加者は南小国町と産山村、小国町の関係者がいて、この3町での「小国郷」による連携が大切だということ、情報共有や発信の重要性が発言としてありました。
点を面に、面を立体に。
民間で継続して、各々の生計を立てるため、里山の風景を次の世代に残していくために自分たちがやれることをとことん実行できる場所に「EAT LABO BR」が活躍できればと期待も充分に受け取ることができました。
まとめ
座談会の開始までに、町内のみならず隣町の産山村とのご縁があり、広域での連携の可能性が広がりました。今後の「食」の取り組みに活かせる生産者・加工販売者・宿泊業者それぞれの視点から課題や目標が語られ、やるべきことが明確になりつつあった。今後はそういった課題をそれぞれが共有し解決する方法を模索する場所としての役割をEAT LABO BRが担い運営していければと思います。